ハンモックの歴史〜マヤ族が受け継いできた伝統そのルーツは? こんにち世界にはさまざまな形のハンモックがあります。 機能性が高いハンモック ユカタン地方はたいへん暑い土地柄、気温が高い熱帯でも快適に生活をおくるための、マヤのひとたちのアイデアが、ハンモックにはいっぱい詰まっています。 風のない暑い日でも、ハンモックにゆられると、かすかながら空気の流れができて、ちょっとした涼しさを感じられます。 自分自身がゆられることによって、風がうまれます。 身を守るためにもハンモックは最適です。 さそりが出る地方では宙に浮いているほうが好都合だし、ハンモックにくるまれば軽い蚊帳の役目もします。 少し肌寒いときも、ハンモックにくるまれることによって、ほのかに暖かくなるのは、気持いいですよ。 |
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ハンモックは多目的な家具 メキシコでは赤ちゃんの揺りかごとしても活躍。 赤ちゃんは子宮の中で浮かんでいるときと、同じようにリラックスします。 「マヤ族は、ハンモックで生まれて育ち、ハンモックで一生を終える」と言われているほど、日々の生活に欠かせないもの。 日中はソファがわりに座り、夜はベッドとして。ハンモックはひとつで何役もこなす、多目的な家具なのです。 |
ハンモックの語源 「ハンモック」ということばは、どのようにして生まれたのかご存じでしょうか? 現代スペイン語の中には、中南米の先住民語系の語彙がたくさんあります。 「ハンモック」の語源もそのひとつで、タイーノ族(西インド諸島の絶滅したインディヘナ)のことばに由来しており「アマカ」と発音します。 この「アマカ(hamaca)」が英語になったものが「ハンモック(hammock)」です。ちなみに日本語に訳すと「釣床」というそうですが、今の日本でだれも「釣床」なんていわないですね。 また、「アマカ(hamaca)」は、コロンブスがその航海の中で書き綴った日記の中に登場し、その日付け(1492年10月17日)までくわしく記録に残っています。はじめてハンモックを目にしたコロンブスはどういう気持ちだったんでしょう? おそらく、ゆらゆらして気持ちよさそうに見えたでしょうね。 |
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